光触媒で汚れを防ぎ、フッ素樹脂で基材の寿命を延ばす、ピュアコート®シリーズ。
ピュアコートは、特殊なフッ素樹脂塗料と光触媒を組み合わせた唯一のコーティング材料です。
無機高分子である「シリケート」をバインダとする光触媒塗料が一般的ですが、ピュアコートは唯一、有機高分子のフッ素樹脂系イオン交換樹脂(ナフィオン®)に酸化チタン(TiO2)を分散させています。
このイオン交換樹脂は、主に燃料電池の固定電解質や食塩電解槽のセパレータとしてその卓越した耐水性と耐久性が利用されており、耐酸・耐アルカリ性等に優れています。ピアレックス・テクノロジーズはその特性を応用して、光触媒に唯一分解されない安定した有機系の光触媒コーティング材料を開発しました。
※「ピュアコート」は株式会社ピアレックス・テクノロジーズの登録商標です。※「ナフィオン®」はデュポン株式会社の登録商標です。
水が玉のようにならず、表面になじむ状態を親水性と言います。超親水性の表面では、水は膜のように広がるため、雨水などが壁の汚れの下に入り込み、浮き上がらせて流します。フッ素樹脂系イオン交換樹脂が表面を親水性にします。太陽光が当たりづらい北面なども汚れをつきにくくします。 |
光触媒に光があたると活性酸素が発生します。この活性酸素が表面に付着した親油性の汚れを分解し、付着力を弱めます。雨が降ると、この汚れが洗い流されやすくなります。 |
フッ素樹脂(四フッ化エチレン)ベースなので優れた耐久性
PTFE系フッ素樹脂が骨格となっているので優れた耐候性を示します。促進耐候性試験では20年以上の耐候性(メタルウェザー試験1,000時間)。
厚膜設計と紫外線吸収剤効果で 外壁の色あせの原因となる紫外線を大幅にカット。色あせを防ぐとともに、外壁の耐久性も高めます。また、透明性が高いため壁素材の美しい色彩を損なうことがありません。 |
伸張性に優れ、弾性塗膜やシーリング材の モルタル外壁には一般的に柔軟性のある塗装が用いられます。ピュアコート自体に柔軟性があるので、下地塗装の柔軟性を損ないません。 |
塗膜自体の導電性で、チリ・ホコリ・黄砂等が 塗膜自体が導電性を持っているため、静電気を防いで乾燥状態でもチリ・ホコリが付きにくくなります。 |
一般的な塗装機に対応、また施工後に親水性が発現するので施工管理も容易
バインダーとなるフッ素樹脂系イオン交換樹脂そのものが優れた親水性を発揮します。光触媒(TiO2)との組み合わせで、長時間親水機能が持続します。また、一般的な光触媒塗料と異なり、乾燥後すぐに親水性を発揮します。そのため均一に施工できたかどうか検査しやすいのも大きな特長のひとつです。
塗り替えサイクルの長期化で高いコストパフォーマンスを実現!!